1.『 大芦源流 』
◆ 由木街道に沿った16号付近(「大芦谷戸」)の鬱蒼とした
杉林の中に、かつて小さな池(時に湿地) があった。そこが水源とされる。御殿峠の「はっつけ場」伝承がある。現在は多摩美大あたりで川は消えている。
2. 『岩耕地源流 』
◆ 御殿橋からすぐに二流に分岐する。 一つは岩耕地谷戸を通り御殿峠の頂上付近が水源。かつての御料林(皇室の所有林)の中に弁天池が造られていた。現在もその面影を残す。東京湾のお台場作りに一役買った物語を秘めている。一つは子ノ神谷戸の山中が水源、ここには「子ノ権現」を祀った。 鑓水商人の夢うたかたの物語が眠る。